ハルビン国際氷雪祭(ハルビン氷祭り)

ハルビン国際氷雪祭(ハルビン氷祭り)
中国哈尔滨国际冰雪节
Harbin International Ice and Snow Festival

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2017/1/31 追記:服装について追記しました。

開催時期も近いことから、観光スポットとして「ハルビン国際氷雪祭」をご紹介したいと思います。大連からはハルビンまで高鉄(中国版新幹線)で片道約4時間で行くことができますので、多少駆け足になりますが2泊3日程度の大連発オプショナルツアーとして十分検討が可能と思います。

「ハルビン国際氷雪祭」とは

ハルビン市(哈尔滨/Harbin)は中国の最北東部、緯度的には日本の宗谷岬から南樺太最南端クリリオン岬(旧西能登呂岬)あたりに位置し、黒竜江省の省都であり人口は約1,000万人ほどの大きな都市です。

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「ハルビン国際氷雪祭」は、そのハルビン市で毎年1/5から2/末頃までの期間に氷雪に関する様々なテーマで開催される各種イベントの総称です。

1963年から途中何年か中断はあるものの兆麟公園で行われていた氷灯籠園遊会の開催期間に合わせ、1985/1から「ハルビン氷雪祭」として氷灯籠園遊会に加え市内各所で氷の彫刻鑑賞やスポーツなど各種の関連イベントが開催されるようになり、さらに1998年に太陽島国際雪像芸術博覧会、1999/12に氷雪大世界が始まりました。そして2001年「ハルビン国際氷雪祭」となりました。

「ハルビン国際氷雪祭(氷祭り)」と言うと日本人は雪像,氷像のテーマパークのイメージがありますが、それ以外にも氷上,雪上イベントのテーマパークに加え、グループでの氷上結婚式、ダンスコンテスト、屋内コンサート、スキー,アイスホッケーなどの試合、寒中水泳など様々な関連イベントが期間中に市内、近隣で行われています。ただしコンテストなどテーマパーク、スポーツイベント以外はスタートの1/5初日付近に集中しています。

2017年のハルビン国際氷雪祭について

情報では2017年は2017/1/5(木) – 2017/2/28(火)、試行運営は2016/12/25(火)とのことです。オープニングセレモニーは、1/5夕方にハルビン国際展示センター&シティスタジアム(哈尔滨国际会展体育中心/Harbin International Conference Exhibition and Sports Center)で開催され、その後花火が上がる模様です。
雪像、氷像に関しては例年通り3つのテーマパークが開催される見込みです。
・第18回氷雪大世界
・第29回太陽島国際雪像芸術博覧会
・第43回氷灯籠園遊会

2017年は中国の大型連休となる春節(旧正月)が1/27(金) – 2/2(木)の予定ですので、この期間は避けた方が無難です。この前後は帰省,Uターンラッシュのため交通が大変混雑し飛行機,高鉄(中国版新幹線)のチケットが入手困難となりますし、また休暇中はホテル代、ドライバー/ガイド代など旅行費がこの期間は上がります。
中国では、祝日の期間は政府によって定められます。春節の祝日期間は2016年12月頃に2017年として中国政府国務院から発表されます。

期間終わり近くなると、日中の暑さなどで氷像,雪像も少しずつ溶けて形状が丸みを帯びたり、大きな氷像が崩れて中に入れなくなっている場合もあります。
期間前半で1/5から中旬までが一番お勧めです。

氷像,雪像の鑑賞について

氷像,雪像の鑑賞に関するテーマパークは、氷雪大世界、太陽島公園、兆麟公園の3ヶ所で開催されています。それぞれの開催地のHPは以下の通りです。

  1. 氷雪大世界 / 哈尔滨冰雪大世界/ Harbin Ice and Snow World(Harbin International Ice and Snow Sculpture Festival)
  2. 太陽島国際雪像芸術博覧会 / 太阳岛国际雪雕艺术博览会 / Harbin Sun Island International Snow Sculpture Art Exposition in China
  3. 氷灯籠園遊会(兆麟公園) / 冰灯游园会 / Harbin Ice Lantern Garden Party(Harbin Ice Lantern Show)

12月中旬から雪像、氷像の建設が始まり12/25頃から試行運営(Trial Operation)され見学が可能です。2016年は2016/1/5 – 2016/3/6で開催され、試行運営は2015/12/24からでした。

氷雪大世界が一番有名で大きなものでネットにある氷祭りの写真の多くが氷雪大世界のものです。太陽島公園は雪像、兆麟公園は氷彫刻が中心です。いずれの会場も朝10時ぐらいから夜は21:00過ぎまでです。それぞれのテーマパークへは澄み渡る天気の良いお昼と照明が灯される夕方~夜の2回訪れると見る景色も異なり感銘が深いと思います。

ハルビン市内の主要観光スポットの位置関係

氷祭りの会場とハルビン市内の主要観光スポットの位置関係を地図にプロットしてみました。
距離感としてハルビン駅から氷雪大世界までタクシーで約9km(18信号数で約20分弱,約20元)です。ハルビン西駅からだと約12km(4信号数で約15分,約26元)です。
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氷雪大世界
中国哈尔滨国际冰雪节
Harbin Ice and Snow World

一番の見所である氷雪大世界をご紹介します。

この周囲に駐車場や車止めがあり、そこからここまで徒歩で来ることができます。
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入場するためにここで並びます。この写真は団体用の入口です。
入場料は約300元です。(入場時刻や年々上がっていますので費用感として。)
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毎年テーマが設定されており、2016年は”冰筑丝路·雪耀龙疆”(氷のシルクロード、雪で輝く竜江)で、デザインコンセプトに「一帯一路」と「竜江陸海シルクロード経済ベルト」がイメージされているとのことです。

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氷の中に、LEDチューブが埋め込まれています。
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撮影時期は2月中旬過ぎです。雪像、氷像の角が溶けて丸くなりつつあります。
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氷像,雪像を見るだけでなく、氷の滑り台,広場を使った氷上そり,人型に入っての撮影など自らも楽しめるようになっています。

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約15分程度で場内を一週してくれる馬車(50元/人)に乗ることも可能です。乗っている間は、毛皮のジャンパーを膝に掛けてくれます。
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飲食できるお店や屋台もあります。

服装などの装備について

ハルビンの2016年1,2月の最高気温と最低気温は以下の通りでした。

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出典 AccuWeather.com より

最も気温が冷え込む1月を見ても日によって最高/最低気温にかなり差があり、最低気温は0度~マイナス30度ぐらいのレンジがあるため気温を何度と想定して服装を準備するか大変難しいところです。旅行日が確定したらハルビンの天気予報で調べてみてください。

以下は気温-20℃を目安にしてご紹介します。

服装は北海道までスキー,スノボへ行くときの装備を「顔まわり」と「足下」を重装備する方向で検討されると良いと思います。もちろん現地でも調達可能です。

まず「顔まわり」ですが、ダウンやコートのフード以外に特に口元、耳への防寒対策として耳当て付きの帽子,マフラー,マスク,耳当てなどは忘れないように準備ください。特に凍った松花江の上を歩いたり犬ぞりに乗る場合は、障害物の無い川の風は強く凍傷の恐れがあります。

次に「足下」ですが氷雪大世界の足下はこんな感じで氷上に雪が積もっていますので、足下が冷えない対策が重要です。靴底が分厚いスノーブーツがベターです。
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また、氷雪大世界の建造物に上る際、氷ブロックでできた階段は足下が滑る場合もありますので、靴底が平らでは無いものを選んだ方が良いです。

若干暑がりの方は服装準備で考慮することがあります。屋外はとても寒い一方、飲食店など店内はかなり暖かく、屋外と屋内の寒暖の差が非常に大きいです。厚着過ぎると食事の際に暑くのぼせてしまう場合があります。服装準備の時に脱ぎ着の手間を考えてみてください。

服装選択のご参考までに撮影時(2016/2で気温は-5度~-21度)の服装は以下の通りです。夜間だけでなく、松花江の風すさび雪が舞う川の凍った上でもこの服装でしのぐことができました。
なお靴下「モンベル メリノウール エクスペディション ハイソックス」は3,000m級の冬季登山や極地探検を目的としており、ブーツ「モンベル パウダーブーツ」との組み合わせでは日中は暑すぎるほどでした。
・アウター:エディバウアー ダウンパーカー
・シャツ:厚手の長袖シャツ
・靴:モンベル パウダーブーツ (下記の靴下ではサイズアップ必要です)
・靴下:モンベル メリノウール エクスペディション ハイソックス
・パンツ:モンベル インシュレーテッドアルパインパンツ‘(保温性と防風性)
・アンダーウェア:スキー用の保温シャツ、タイツ
・ウールの耳当て付き帽子:モンベル ウール オーロラキャップ スノー
・マフラー:首に巻いて口元を覆えるぐらいのもの。
・手袋:軍手より厚めでなるべく風を通さないもの。

歩道は通行客が多いところを中心に、路上の凍結した部分をコテで剥がしたり雪を箒で掃く仕事を請け負っている人々が多数いるため、比較的歩きやすいです。持っていくスーツケースに余裕がある場合は街歩きと氷祭りと分けて服装(特に靴とパンツ)を考えるのも良いと思います。

2016/10/21にハルビン市内で初雪があり今年は一層寒くなることが予想されていますので、顔、足下の十分な対策を取ってハルビンの冬を楽しんでください。

アクセス/地図

大連からは、2012年末に開通した大連とハルビンを結ぶ哈大高速鉄道(哈大高速铁路)[正式名称 哈大旅客専用線/哈大客运专线/Harbin–Dalian High-Speed Railway]、日本で言う新幹線で行くことができます。哈大高速鉄道は、東京-福岡間に相当する904kmを約4時間強で結びます。それぞれの駅は哈大高速鉄道が建設されるにあたりメインとなる駅から少し離れたところに大連北駅(大连北站)、ハルビン西駅(哈尔滨西站)として建設されています。

  • 大連北駅-ハルビン西駅の片道料金は以下の通り。(2016/2現在)
    2等席(横2席+3席) 403.5元
    1等席(横2席+2席) 645.5元
    特等席(車両内8席) 765.5元
  • 夏期と冬期で最高時速(冬季時速200km、夏季は時速300km)が異なるため、ダイヤが変わります。
  • 乗車券の受取り、改札(入場)時はパスポートが必要、改札(入場)時に荷物はX線検査があります。
  • 新幹線以外の手段として夜行電車、バスがあります。夜行電車の場合9時間ほどかかります。(124元~336元) 2016/12情報としてPM2.5対策のため走行する車両を減らすことを目的に高速道路において雪氷対策として撒かれる白い粒(塩)を撒かないという情報があります。バスはご注意ください。

ハルビン市内は、地下鉄が松花江に沿った一号線しか開通していないため、主な移動手段はタクシーまたはバスとなります。

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