大連は海近くの都市ということもあり、霧が多い街です。
季節の変わり目、寒暖の差が大きい日は放射冷却により、夜遅くから霧が発生し早朝は見事に「霧の街」となります。misty town を超えて、foggy town です。
深い霧だと5m先が見えないほどで車の運転、タクシーに乗っていても危なさを感じるほどです。また秋の終わり11月初めからはそれに加え、北京の暖気によるPM2.5が偏西風に乗って大連の霧にトッピングされます。
大連への旅行のリスクの一つが、この霧です。滞在中に遭遇するとカメラのソフトフィルターがかかったように夜景が特にきれいなのですが、到着日、帰国日となると飛行機の遅延、欠航が発生し旅行計画に狂いが出てしまいます。
今日8:00現在のJALの運行の見通しは、このようになっていましたが、日本からは午前遅くと午後の到着なので、遅延等はなかったようです。
2017年1月4日(水)8時00分現在
1月4日の悪天候に伴う遅延、欠航、条件付運航(出発空港への引き返し、他空港への着陸)の可能性がある空港は、以下のとおりです。
日本・アジア 天津・大連(霧)
今日の早朝の大連は霧が立ちこめていましたが、お昼には霧は晴れました。またPM2.5の状況も午後になるにつれ改善されたため、比較的見通しのよい青空が広がっています。
早朝、タワマン高層階からの眺めは、このように雲海ならぬ霧海だったそうです。