日本では8月18日(土)10時30分発表で熱帯低気圧に変わったとされる台風18号(ルンビア/RUMBIA)ですが中国に入ってから北上し大連に近づいています。
昨日から風雨がだんだん強まり、早朝から暴風雨となっています。8月20日(月)の現地時刻17時頃(日本時間18時)に大連へ最接近します。
11時の市内の状況はこのような感じで、冠水し渋滞も発生中。
SNSから。左は勝利広場付近。
大連空港は午前中閉鎖されました。各航空会社の運行状況は以下の通り。成田からのJAL午前出発便は到着地変更しソウルキンポ国際空港に着陸、成田へ戻る見込み。成田からのANA午前出発便は到着地変更で瀋陽空港に着陸。関空からのANA午前出発便は途中で関空へ引き返し。
SNSによれば空港はこんな状況。
地下鉄は市内と旅順を結ぶ12号線以外は運行されているようです。
訪問中の方はニュースを確認し、夕方まで行動を控えておいた方が良さそうです。行動する際は冠水、倒木、電線が切れた場所もあるということなので、くれぐれもご安全に。
特に冠水時の水中歩行は適切なアース未処置による感電死亡事故が中国ではよくあります。メディア報道でもLED装飾された木々(+支柱)や噴水、信号柱、屋台、電柱からは一定の距離を保つ触れない、やむを得ない外出は絶縁靴が安心、確実なのは外出しないこととなっています。今回の暴風雨でも勝利広場近くで死者が出ています。上記のSNSの写真が現場近く。友好広場から勝利広場へ続く通りに植えてある木々を支える緑の金属支柱に触れて感電したとのこと。
今後の進路図は以下のようになっています。明日以降、丹東方面が暴風雨に注意となっていますので、そちら方面へ旅行を検討されている方はご注意ください。
以下も参考にしてください。台風18号は現在熱帯低気圧ですので、暴雨红色预警信号
(大雨紅色早期警報、日本では「大雨特別警報」「記録的短時間大雨警報」に相当)となっています。