2017/6/27(火)~29(木)に大連で「夏季ダボス会議」が開催され、約90カ国から約2,000名近くが参加される案内が世界経済フォーラムから出ています。
開催に伴い期間付近の4つ星ホテル以上は客室稼働率が上がり宿泊予約が困難、宿泊料金の高騰が見込まれます。また日本からも政財界、学術界、起業家、公共団体の方々も参加するため、飛行機の予約も取りづらくなります。
この期間前から市内では治安維持のため、空港,地下鉄などの持ち物のX線検査、歓楽街のうち一部の業種へのガサ入れ、取締りも強化されます。また期間中はダボス会議の参加プレートを持っている方はすべてにおいて優先扱いされますので、観光客は思わぬとばっちりを食ったり、開催予定地の世界博覧広場は観光スポットの星海広場にありますが期間中の周辺一帯の警備も仰々しくなります。開催地は、東港エリアの大连国际会议中心(大連国際会議センター)です。
観光は、できればこの期間(6/27-29)を避けた方が無難です。
大连国际会议中心(大連国際会議センター)は、大連地下鉄2号線「会议中心」D出口から出て約700m(約10分)。
夏季ダボス会議
「夏季ダボス会議」とは、世界経済フォーラム(非営利団体)が毎年1月末にスイスのダボスで開催する年次総会「ダボス会議」とは別に、2007年から中国で夏季に開催するニュー・チャンピオン年次総会(Annual Meeting of the New Champions)のことです。
夏のダボスとも言われるこの総会は毎年大連と天津の交互で開催されています。
2016年は天津で開催され、2015年の大連での開催は約90カ国・約1,700人が参加されたとのことです。
2015/9/9日本経済新聞「夏季ダボス会議、中国・大連で開幕 10日に李首相が講演」