中国で発生している新型肺炎(新型コロナウイルス)の予防や関連情報(大連でも症例有)

1/28 「新型肺炎に関する情報ピックアップ」では日本国内で不足する予防と対策に関する情報を中心に中国国内ニュースからピックアップしてまいりましたが、日本国内で人から人の感染が感染が確認され、今後国内でも予防や制御の情報が急速に整うと考えられますので「新型肺炎に関する情報ピックアップ」の更新を終えます。引き続き「大連観光」に関する事項は随時更新を行います。

新型肺炎に関する情報ピックアップ(1/28まで)

感染地域も広く、中国、日本ともに影響が出てきています。大連への影響とともにこの新型肺炎(新型コロナウィルス)の症状や影響など基本知識的なこと含めてまとめています。

■新型コロナウィルス状況リアルタイム表示 [中国 UC Web社 新型肺炎疫情最新动态]
(疫病状況グラフの急峻な立ち上がりが気になります。)

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1/24: 武漢は軍隊により交通が封鎖された都市となり、合わせて悪意を持って武漢から脱出する市民に対し「感染症の予防と治療を妨害する犯罪」として最高7年の懲役刑となる法律を適用するとメディアにより周知されています。拡大傾向が続いていますので、日本人旅行者は都度ニュースをチェックください。

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1/25: 武漢では感染者数を10万と想定。上海も感染者数が多く、近く動きがあるのではないかという噂。母国での感染の急速な広がりと治療が間に合っていない現状をSNSで把握している在日中国人の中では、日本でも近い将来同様の事象になることを想定し日本国内でもマスク着用必須と伝播されています。(中国国内でSNSの統制削除が間に合わなくなり事実と噂が混濁し拡散一方な状況です。)

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1/25: 調査によると 12/30~1/20の期間に飛行機で武漢から大連へ来た人は21,276人だそうです。潜伏期間は約2週間と言われていますので、2/3ぐらいまでは人が集まる所へは行かない方が良いです。ただし、これは直行便の人数で大連での1例目は武漢→上海で発症→大連で検査→確定となっています。

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1/25: 1/23国務院によれば、現時点の疫学的認知では子供など若者は新型肺炎の影響を受けないようだとのこと。(現時点で子供の患者は発生していません。)1/25 武漢市在住で2歳女児が南寧に移動後、金城江で発熱し隔離治療となった。

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1/25: 1/23湖北省新型コロナウィルス感染肺炎予防管理本部の湖北省医療チームの湖北省人民病院呼吸科教授の胡克氏によれば今回の新型肺炎の臨床症状は、発熱、疲労によるだるさ、空咳が主な症状で鼻づまりと鼻水は稀とのこと。患者の約半数は1週間後に呼吸困難となり、重症者は急性呼吸困難症候群、敗血症性ショック、代謝性アシドーシス(代謝性酸中毒)、血液凝固障害が急速に進行するとのこと。また中低熱であり高い発熱ではないことが特徴。
なお一部の患者は症状が軽く、発熱もなく、1週間程度で回復しているとのこと。

(記事の最後の方に公表された亡くなった方の病状を列挙していますが急な呼吸困難が多く見受けられます。)

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1/25: (余談) 1/23に湖北省新型コロナウィルス感染肺炎予防管理本部の湖北省医療チームは伝統的な中国医学と西洋医学を平等に重点を置く原則に従うと言うことで、「湖北省新型冠状ウイルス感染の肺炎診療方案(試行第一版)」が発表され、新型肺炎の中国医薬による予防プログラムが示されました。(いわゆる漢方薬です。)

伝統的な中国医学の「流行病」カテゴリーで病因は「湿性、有毒、うっ血、閉塞」だそうで2つの予防方法が示されています。(医療なので日本語訳を避けます。)

  1. 苍术3g,金银花5g,陈皮3g,芦根2g,桑叶2g,生黄芪10g(开水泡,代茶饮,7-10天)
  2. 生黄芪10g,炒白术10g,防风10g,贯众6g,金银花10g,佩兰10g,陈皮6g(煎服,每日一付,分二次,7-10天)

1/30:  1/30証券日報によれば、上記の配合は安宮牛黄丸という漢方薬がそれにあたるそうで、漢方製薬会社から中国赤十字財団を経て武漢へ200万元分寄贈されたとのこと。

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1/25 : 武漢市では伝染リスクに対し人々の動きを制御するため1/26 am0:00より武漢市内中心部は許可車両以外運行禁止となる通知が出ました。

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1/26: 1/24 国家衛生健康委員会の専門家リーダー钟南山氏への旧正月大晦日のインタビューの最後の締め。「注意を払う必要があるが、パニックに陥る必要はありません。親戚や友人の訪問をできるだけ避け、混雑した場所にはできるだけ出かけず、外出時にはマスクを着用し、屋内の換気に注意し、頻繁に手を洗い、より多く運動し、夜更かししないようにしてください。健康な年こそ幸せな年です。」

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1/26: 感染しているかどうかを判断するFAQより

[Q] 発熱、だるさを伴う疲労、空咳などの初期臨床症状が現れたら自分は感染したと判断して良いか。またどんな時に医者に診てもらえば良いか

[A] 発熱、だるさを伴う疲労、空咳は感染したことを意味するものではありません。ただし、発熱(脇下の体温が37.3度以上)、咳、息切れ、武漢への旅行または居住歴がある場合、または発症前の14日間に新型肺炎の患者と接触したことがある場合、または何らか凝血機能に関する発病があった場合には指定医療機関で検査してもらうべきです

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1/26: ネットを含む全旅行会社は国内国外の団体ツアーと「航空券+ホテル」がセットになった商品を1/26から販売中止する。すでに出発した団体ツアーは契約通りにツアー続行。個人手配旅行はこの規制の対象外。

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1/26: 噂ですが春節(旧正月、Lunar New Year)の休暇期間は2020/1/24(金)~30(木)ですが、この事態を受けて休暇期間が延長となるのではないかとSNSでまわっています。

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1/26: 1/25 遼寧省も「突発的公衆衛生事件第1級の応急対応処置」を発動し、省レベルで予防と抑制への対応を実施。第1級とは特別に重大なことを示す最高レベルを指す。(1級から4級まである)これにより国務院が各省に対し指揮し、各省では様々な拡散に対する抑制にあたることになります。人の流れの制御、公共の消毒、健康知識啓蒙活動、医療機関の管理、状況の報告など。

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1/26: 各省から武漢へ人的支援の具体的な行動が始まりました。遼寧省からは今朝第1陣として医療関係者約200名(大連からは17名)が現地に向かった。医療関係者がこの事態をどう見ているか、第一陣で現地に向かった大連大学付属中山病院の看護師の志願申請を翻訳転載。

2020年の初めから新型コロナウィルスの感染が全国に広がっています。湖北武漢は疫病の発生地点であり、疫病の発生が最も深刻な場所でもあります。現在もウイルスが猛威を振るっています。武漢の医務員は極端に不足しています。戦争のように誰かが立ち上がる必要があり、兵士が必要です。いざという時は、昔から女性も責任を持ちます。私は10年以上働いてきたICUの看護師として比較的豊富な重病の応急治療経験を持っています。私は第一陣の治療チームに参加し武漢に行きたいです。全国の仲間とともに、団結し疫病と闘います。自分の力で武漢の民衆の健康を取り戻すために自分の力を捧げたいです。

私は準備ができています。いつでも行けます。家族も応援してくれます。

ここに申請します。承認してください。

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1/27: 中国共産党中央委員会の政治局常任委員会の会議で中国疾病管理予防センターから提案されている春節の休暇期間の延長が議論され延長が決まった模様。期間は未定。2/2(日)まで延期となった。なお大学から幼稚園まではさらに延期となり、個別に通知される。

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1/27: 国務院の記者会見より、湖北省では毎日10万枚の防護服が必要だが、中国の国内生産能力は3万枚。春節期間で生産能力は40%と落ちている。需要と供給のギャップが問題となっている。

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1/27: 国務院の記者会見より、新型コロナウィルスの最短潜伏期間は1日で、潜伏期間中に感染がある。患者の体温が高熱にならない場合があって、予防と制御が困難な状態とのこと。

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1/27: 感染者の増加に連れ各地域のメディアでは、感染者が利用した飛行機や列車の座席番号を公開し、同乗者は14日自宅観察し発熱などの症状があれば指定医療機関へ行くよう呼びかける通知の記事が目立つ。

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1/27 : 北京市保健委員会の1/26 18:00-21:00までの症例公表では確定患者が5名増え、中には生後9ヶ月の女児が感染し1/26に確定患者となったという記載。(湖北に行った?もしくは感染者と接触した? は不明)

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1/27: 自宅にこもった人民向けに有料テレビの無料化など施策が順次実施されている。またあらゆるメディアを通じて感染予防知識の徹底が図られている。

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1/27: 1/26湖北省人民政府の周市長の記者会見では、春節と疫病の影響で500万人が武漢を去り、900万人が市内に残っているとのこと。この500万人に中国では衝撃が走っている。1/23の武漢閉鎖前に500万人が去り、500万のうち何人がキャリアだったのかわからないまま全国に散ったから。

(武漢の人口は約1,400万人、同時期の東京の人口も約1,400万人。日本では武漢は人口1,100万と言われているが、中国では2020年1月現在で1,400万人となっている。総面積は武漢8,569km²、東京は2,188 km²。武漢は周辺都市含めて現在、都市封鎖されている)

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1/27:  武漢にて隔離治療を促進させるために突貫で建設されている武漢版小湯山医院と呼ばれる2病院は火神山医院(1,000ベッド)と雷神山医院(1,000ベッド, 2期工事で+500以上)。火神山医院は2/3, 雷神山医院は2/5引き渡し予定。火神山医院はサッカーコート7つ分の広さで、建築面積は2.5万m²。

火神山医院の地図上の場所(Baidu map)

火神山医院の建設現場の720yun.comの全天球画像 建設現場の状況 (音楽が流れますので注意ください)

(隣接している湖は知音湖。ガスっているのはPM2.5だと思います。5Gネットワーク完備とのこと。)

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1/27: (余談)武漢は三国志ファンにとっては有名な観光スポット。

武漢全体 yun720.comの全天球画像(音楽が流れますので注意ください)

三国志 孫権が曹丕と戦うために城を築き城内の物見櫓が観光スポット「黄鶴楼」として有名。なお武漢を流れる長江の下流に赤壁の戦いの古戦場がある。

黄鶴楼 yun720.com の全天球画像(音楽が流れますので注意ください。)

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1/27: 上海は春節期間の休みの終わりを2/2(日)ではなく旧正月十五の 2/8(土)まで延期。

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1/28: 湖北省小児医療センターによる「新生児、幼児に関する新型コロナウィルス感染の予防制御ガイド」からピックアップ。(あくまで中国基準のガイドです。)

[Q1] 子供の伝染経路はどこから?

[A1] 小児期の主な感染経路は飛沫と接触。また結膜感染の報告もある。小児期は自己免疫機能も低いため、呼吸器感染症にかかりやすい。(潜伏期間は1~14日間)

[Q2] 症状は?

[A2] 新型コロナウィルス感染症は一般的な風邪に似ているが、発熱、だるさ、空咳(咳払い)などの症状が見られない場合もある。普通の風邪との最大の違いは下痢と呼吸困難です。呼吸が速すぎたり、遅すぎたり、深すぎたりする。子供が口を開けて呼吸したり、息が荒い、小鼻がぴくぴくしている、うめき声を上げる、唇や顔色の変化などの症状が現れたらすぐに医師の診察を受けてください。

[Q3] 新型コロナウィルス感染の検査が必要な新生児は?

[A3] 母親からの垂直感染、濃厚接触による感染、院内感染で可能性がある。新型コロナウィルスが胎盤を通じて感染するのか、母乳で感染するのかは不明。疑似症状や未診断の母親による母乳育児は推奨されない。確定患者となった母親から新生児は隔離され観察される。抗HIV薬「ロピナビル・リトナビル」を利用した場合、この薬を服用している間は母乳で育てるべきではありません。(翻訳に際する補足:中国では新型コロナウィルスに対し、抗HIV薬である「ロピナビル・リトナビル」が使われているケースがあります。SARSの時にこの薬が臨床試験され、その後SARSの終息で症例が少ないものの特定の効果をもたらす可能性があると当時見なされていたためです。今回の新型肺炎で北京大学第一病院の呼吸器救急医療科の王部長自身が感染したが抗HIV薬で治したと1/22にweiboでツイートした。北京市衛生健康委員会は新型コロナウィルスへのワクチンができるまでこの抗HIV薬を使っていることを1/26に明らかにした。)

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1/28: (余談) 新型肺炎に関する医療費、春節期間中の医療関係者、治安維持の関係者の給料などは国または省政府が持つようです。武漢に戻れない住民は親族宅か国内旅行先のホテルや周辺の省の指定ホテルで留まり過ごすようです。2週間程度のホテル宿泊費(飲食含む)が無料になったという記事があったり、リゾート地である海南省は指定ホテルならホテル代が無料とのことです。

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1/28: 1/27夜放送 CCTV「新闻1+1」より中国疾病管理予防センターの冯子健(馮子健)氏によれば、新型コロナウィルスは他人に伝播する能力が高く、平均的な1患者は2~3人に感染させる。またこのウィルスは症例数を倍加させる時間がSARSより比較的短い。SARSは2倍になるまで約9日間、今回は約6~7日間である。発生率は異なるものの様々な年齢層で発症しているが、子供の症状は大人よりも軽いように思われ、子供の重篤な症例は発生していない。
人の流動を減らし、接する距離を遠く、接触を減らすことが非常に重要な施策でこれにより他人への伝播を弱めることができる。休みは長ければ長いほど疫病の制御には良いが、人々の生活(収入的なこと)及び経済的影響とのバランスを検討する必要がある。
(春節休暇の終わりの再検討の話が出てきている。)

中国で発生している新型肺炎(新型コロナウイルス)の予防

中国中部の湖北省武漢市で集団発生している新型コロナウイルスによる肺炎ですが、大連でも1/21(火)夕方に大連市保険衛生員会の発表に関する現地報道がありました。

記事によると「1/17(金)時点ですでに大連で患者が発生していた」となっています。

1/21の大連市保健衛生委員会の発表によれば、武漢から大連へ来て発熱した患者が1/17に大連で1件発見された。指定医療機関で隔離治療されており、患者の状態は安定しているとのこと。

現地報道の前からSNSでも情報が飛び交い市内で入手できるマスクは全て売り切れた事態となっています。

在日中国人で春節の帰国を見直している方もいますので、この時期に観光される方は状況を見て判断ください。また現地に知り合いがいる場合は是非コンタクトしてみてください。

感染経路が不明でまだワクチンも出ていない状況ですが、ヒト・ヒト感染が濃厚接触者に限られているようですので飛沫感染や接触感染に注意した方が良さそうです。

濃厚接触者とは以下の状況を示します。

  1. 発症者と生活を共にしている家族、同居者
  2. 発症者から約2m以内の範囲で咳やくしゃみの飛沫を受けた者
  3. 発症者と閉め切った空間(会議室)で一定時間同席していた者

対策はつり革・手すりに注意する、マスクを付ける、手洗い(アルコール消毒)です。

中国ではマスクもアルコール消毒液の入手も難しい状況になりつつありますので、日本で準備して旅立たれることを強くオススメします。

空気感染の症例はないようですのでマスクはN95クラスまでは求められていません。通常のマスクで良さそうです。なるべく機能が高いサージカルマスクかN95 or DS2マスクを着用するよう中国の国家衛生健康委員会から国民への説明でありました。なおすでに日本でもN95またはDS2クラスのマスクはネットでもすぐに入手できない状況で価格が便乗高騰しているようです。

もし気になってどうしても高機能マスクがほしい方は「3M Vflex 防じんマスク 9105J-DS2」または「3M Aura 防じんマスク 9332J(DS2)」をオススメしますが入手しづらい状況です。折りたためますので携行性に優れています。

アルコール消毒液ですが日本の医療機関で大変よく見かけるジェル状の「ピュレル ゴージョー IHS-N」をオススメします。60ml, 215ml, 350mlの3タイプあります。機内持ち込みしたい場合は60mlをオススメします。機内持ち込み手荷物では液体は100ml容器までしか持ち込めません。それ以外はスーツケースに入れて持って行くことになります。

渡航前の対策

  1. 体温計を持って行く(渡航期間中、毎朝検温する)(オムロンかテルモがオススメ)
  2. マスク、アルコール消毒液を渡航日程をこなせる分量だけ持って行く
  3. 海外旅行保険に入っておく
  4. 海外旅行保険の証券番号や契約タイプをメモっておく
  5. 海外旅行保険のサポートセンターの中国の窓口をメモっておく(省によって異なる場合がある)
  6. 外務省のたびレジに登録する
  7. 在大連領事事務所の連絡先をメモっておく
  8. 在大連領事事務所の在留邦人メールマガジンを購読する

在大連領事事務所(在瀋陽日本国総領事館)

在大連領事事務所(在瀋陽日本国総領事館)
0411-8370-4077(代表)
遼寧省大連市西崗区中山路147号森茂大廈3F
http://www.dalian.cn.emb-japan.go.jp/jp/

在大連領事事務所(在瀋陽日本国総領事館)からの発信

2020年1月21日 18:30

Subject:大連市による発熱症状患者に関する発表(1月21日(北京時間))
From:在大連領事事務所
●1月21日,大連市政府公式微信アカウントである大連公布によると,武漢から大連を訪れた人物の発熱等の呼吸器症状の症例を1例確認した旨発表がありました。
●引き続き最新情報を収集し,人混みを避け,マスクを着用したり,手洗いを行うなど,念のため感染予防に努めてください。

(参考)
大連市は新型コロナウイルス感染による肺炎に対し積極的に対応(仮訳)
21日の大連市衛生健康委員会の発表によると,17日,大連市は武漢から当地を来訪した発熱等の呼吸器症状を発症した患者1例を発見した。現在,当該患者は市の指定医療機関にて隔離治療を行っており,容態は安定している。正確な診断後,改めて速やかに通知する。

大連市は新型コロナウイルス感染による肺炎の対応業務を高度に重視しており,すでに連合対応業務指導グループを設置し関係業務を行っている。各レベルの衛生健康部門は迅速に全面的な対応を講じており,相次いで専門業務グループ及び専門家グループを設置し,速やかに各種応急措置及び業務方案を制定し組織的に実施している。現在,市の各レベル・各種の医療機関はすでに事前診察及び発熱の外来診療の観測を全面的に強化し,疾病予防コントロール機関の科学的規範に基づき,疑いのある病例に対し観測,検査,診断,治療及び衛生処置を行っている。市内各地では愛国衛生運動を実施し,環境整備関連業務を強化しつつ,各種予防措置を全面的に実施している。

これから春節が近づき人の移動も頻繁になり,また冬から春にかけて呼吸器系感染症の発生率が高い季節となる。専門家は広く一般市民に対し,個人の衛生・予防をしっかりと行うこと,マスクの着用は呼吸器系感染症の予防に有効な方法であること,手の衛生環境に注意すること,室内環境衛生及び換気を保つこと,空気の通りが悪い或いは人が密集する公共のイベント等はできる限り避けること,もし発熱や呼吸器系感染症の症状があれば速やかに当地の医療機関の発熱外来で診察を受けることを促している。 上海市衛生健康委員会による発表(21日)(当館仮訳)
患者は35歳男性,上海籍,8日晩に武漢市を訪問。11日に武漢市から上海市に戻り,発熱,咳等の症状が出現。16日,本市の発熱外来を検診後,入院隔離治療。上海疾病予防管理部門が新型コロナウイルス核酸検査を行い陽性結果を確認。専門家の評価確認を経て当該症例を新型コロナウイルスによる肺炎と確定診断した。現在,患者の体温,バイタルサイン等正常。上海市で濃厚接触した者は現在医学観察中。
なお,本市はその他4名の疑似症例を調査中。

大連公布(中文)
https://mp.weixin.qq.com/s/Gc_RdvNX_0HT0KUIaDcISw

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2020年1月22日 18:45

Subject:大連市における1例目の新型コロナウイルス感染による肺炎の症例の確認(1月22日現在(北京時間))
From: 在大連領事事務所
●昨日の領事メールで言及した大連市内で発生した案件と思われる症例が新型コロナウイルスによるものであると確定いたしました。
●新型コロナウイルスの感染が疑われる症状が出た場合,大連市第六人民医院(甘井子区陸港桧柏路269号)で受診するよう大連市政府から案内を受けております。

(参考)
1月22日 大連日報 微信版(大連関係部分のみの仮訳)
【見出し】
遼寧省で新型コロナウイルス感染による肺炎の確定症例2件を確認
【本文】
1月22日,国家衛生健康委員会は遼寧省初の新型コロナウイルス感染による肺炎の確定症例を確認した。患者は男性,33歳,武漢で勤務しており,1月11日に発熱及び悪寒を発症,1月17日に大連に戻り,同日発熱及び咳等の症状により隔離治療のため入院した。1月22日,国家衛生健康委員会疾病指導グループの下に設置された診断専門家グループにより,新型コロナウイルス感染による肺炎の確定症例と確認された。現在,当該患者は重症の状態に属しているが,症状は安定している。当該患者の濃厚接触者56名は全員確認中である。

大連日報 微信版(中国語)
https://mp.weixin.qq.com/s/I-MNwIbRH6yo-X9wg9-zXQ

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2020年1月23日 17:55

Subject:大連市における発熱患者対応病院の公表
From:在大連領事事務所
●大連市衛生健康委員会が大連市における発熱患者対応病院を公表しました。

(リンク)
新聞大連
https://mp.weixin.qq.com/s/z3KQutCKEgUw29U1oFtp4A

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2020年1月25日 10:55

Subject: 大連市における2例目の新型コロナウイルス感染による肺炎の症例の確認(1月25日現在(北京時間))
From: 在大連領事事務所

●本日、遼寧省衛生当局が発表した統計によると、大連で2例目の感染者が発生したとのことです。
●引き続き最新情報を収集し,人混みを避け,マスクを着用したり,手洗いを行うなど,感染予防に努めてください。
●感染拡散防止のため,大連市内においても大型行事等の取りやめが決まっています。
●なお、外務省では湖北省全域の感染症危険レベルは3(渡航は止めてください。(渡航中止勧告)に引き上げられています,その他中国全土の感染症危険レベルは1(十分注意してください(継続))です、地方旅行等を計画中の方は、目的地の関連情報の入手に努めてください。

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2020年1月26日 9:00

Subject: 大連市における新型コロナウイルス感染関連情報(1月26日現在(北京時間))
From: 在大連領事事務所

●本日発表された遼寧省衛生当局の統計によると、大連での感染者は4名。
●大連市教育局は、学習塾などによる補習、課外活動等を中止するよう通知を発出しています。
●引き続き最新情報を収集し,人混みを避け,マスクを着用したり,手洗いを行うなど,感染予防に努めてください。
●なお、外務省では湖北省全域の感染症危険レベルは3(渡航は止めてください。(渡航中止勧告)に引き上げられています,その他中国全土の感染症危険レベルは1(十分注意してください(継続))です、地方旅行等を計画中の方は、目的地の関連情報の入手に努めてください。

外務省海外安全ホームページ
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遼寧省衛生健康委員会(中国語)
http://wsjk.ln.gov.cn/wst_wsjskx/202001/t20200126_3729186.html
大連市教育局(中国語)
http://www.edu.dl.gov.cn/info/107551_1753009.vm
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2020年1月27日 10:15

Subject: 大連市における新型コロナウイルス感染関連情報(1月27日現在(北京時間))
From: 在大連領事事務所

●現時点において大連市においては新たな感染症患者の発表はありません。

●1月26日,大連市は新型コロナウイルスへの対応を強化する施策を発表しました。在留邦人の方々に係ると思われる主な内容としては、以下の通り。
詳細はリンク先(中国語)
https://mp.weixin.qq.com/s/bOcowaaQK0B9noRd85W6mg
○1月8日以降に武漢から大連に来た,或いは武漢に行ったことがあって大連に戻ってきた者,2月12日以降に湖北から大連に来た,或いは湖北に行ったことがあり大連に戻ってきた者は,居住地の社区或いはホテルに登記し,体温を測ること。熱があるもの,気管支感染の症状がある者等は,救急車にて医療機関発熱外来にて診察を受けること。症状が無い者は,外出せず14日間観察し,毎日,社区或いはホテルに体温の状況を知らせること。
〇 全市にて集会,展覧会等一切の集団で行う文化活動を中止,また,図書館,博物館,映画館等の娯楽施設及び体育館,プール等も暫時閉鎖。
〇 空港,駅等の交通の要所は人を配置し,検温する。検疫所では湖北から来た者について体温測定し,健康登記を行う。
〇 各自防護対策をとり,人が集まる場所には近寄らず,公共の場所においてはマスクを着用する。旅行の危険を認識し,感染の情報がある場所は避けること。医療機関の隔離,追跡作業には従うこと,仮に従わない場合は,法律的責任を追及する。

●各地で公共交通機関の運行取りやめ等が発表されています,中国国内を移動する場合は,目的地の情報にご注意ください。

●引き続き最新情報を収集し,人混みを避け,マスクを着用したり,手洗いを行うなど,感染予防に努めてください。

●なお,外務省では湖北省全域の感染症危険レベルは3(渡航は止めてください。(渡航中止勧告)に引き上げられています,その他中国全土の感染症危険レベルは1(十分注意してください(継続))です。地方旅行等を計画中の方は,目的地の関連情報の入手に努めてください。

外務省海外安全ホームページ
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在瀋陽日本国総領事館
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2020年1月28日 8:45

Subject: 大連市における新型コロナウイルス感染関連情報(1月28日現在(北京時間))
From: 在大連領事事務所

●昨日発表された遼寧省衛生当局の統計によると、大連での感染者は1名増加し5名。
●中国国務院の決定を受け、大連市も春節の休暇期間を2月2日(日)まで延長すると発表しました。同時に市内の大学、小中学校、幼稚園等教育機関の休校期間については、別途教育部門より通知すると発表しています。
●大連市においても長距離バス等の運行の停止が発表されていますが、中国各地で交通機関の運行休止が発表されています,中国国内を移動する場合は,関連情報にご注意ください。
●引き続き最新情報を収集し,人混みを避け,マスクを着用したり,手洗いを行うなど,感染予防に努めてください。
●なお、外務省では湖北省全域の感染症危険レベルは3(渡航は止めてください。(渡航中止勧告)に引き上げられています,その他中国全土の感染症危険レベルは1(十分注意してください(継続))です、地方旅行等を計画中の方は、目的地の関連情報の入手に努めてください。

外務省海外安全ホームページ
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_009.html#ad-image-0

遼寧省衛生健康委員会(中国語)
http://wsjk.ln.gov.cn/wst_wsjskx/202001/t20200127_3729566.html

在瀋陽日本国総領事館
在大連領事事務所
遼寧省大連市西崗区中山路147号 森茂大厦3階
TEL:0411-8370-4077 FAX:0411-8370-4066
HP: http://www.dalian.cn.emb-japan.go.jp/

2020年1月28日 13:15

Subject: 大連領事事務所の臨時休館お知らせ
From: 在大連領事事務所

大連市が春節休暇を2月2日(日)まで延長しました。これを受け、当事務所も2月2日(日)まで休館日を延長いたします。
新型コロナウィルス感染情報については、随時本領事メールにてお知らせしますが、感染予防対策をよろしくお願いいたします。
なお、緊急な場合は、以下の連絡先にご連絡ください。

在瀋陽日本国総領事館
在大連領事事務所
遼寧省大連市西崗区中山路147号 森茂大厦3階
TEL:0411-8370-4077 FAX:0411-8370-4066
HP: http://www.dalian.cn.emb-japan.go.jp/

2020年1月29日 9:20

Subject: 大連市における新型コロナウイルス感染関連情報(1月29日現在(北京時間))
From: 在大連領事事務所 <dalian@mailmz.emb-japan.go.jp>

●現時点で、大連での感染者は5名で、増加例はありません。
●日本で、新型コロナウイルスに感染した観光バスの運転手が大連のツアー客のバスを運転していた件について、大連市当局側は、同ツアー客全員と連絡が取れており、必要な医学措置をとっていると発表しています。
●大連市当局は、各種イベントの中止、外地より大連に帰ってくる者の健康管理、集団での飲食を控えること、地下鉄バス等の公共交通機関を利用する場合はマスクを着用すること等各種措置を発表していますので、関連情報にご注意ください。(微信号:dl-fabu)
●大連市外事弁公室でも、外国人向けに注意喚起を行っています。(微信号:大▲外事)(▲は”連”の簡体字)
●中国各地で交通機関の運行休止が発表されています,中国国内を移動する場合は,関連情報にご注意ください。
●引き続き最新情報を収集し,人混みを避け,マスクを着用したり,手洗いを行うなど,感染予防に努めてください。
●なお、外務省では湖北省全域の感染症危険レベルは3(渡航は止めてください。(渡航中止勧告)に引き上げられています,その他中国全土の感染症危険レベルは1(十分注意してください(継続))です、地方旅行等を計画中の方は、目的地の関連情報の入手に努めてください。

外務省海外安全ホームページ
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_009.html#ad-image-0

在瀋陽日本国総領事館
在大連領事事務所
遼寧省大連市西崗区中山路147号 森茂大厦3階
TEL:0411-8370-4077 FAX:0411-8370-4066
HP: http://www.dalian.cn.emb-japan.go.jp/

2020年1月30日 8:55

Subject: 大連市における新型コロナウイルス感染関連情報(1月30日現在(北京時間))
From: 在大連領事事務所

●現時点で、大連での感染者は5名で、増加例はありません。29日、大連市は、そのうち1名が退院したと発表しました。
●大連市当局は、地下鉄、列車等公共交通機関の駅に入る際にマスクを着用していない場合は入場を拒否すること、高速道路料金所の一部閉鎖、一部大連発の列車の運休を発表しています。(微信号:dl-fabu 参照)
●大連市外事弁公室でも、外国人向けに注意喚起を行っています。(微信ID:大▲外事)(▲は“連”の簡体字)
●中国各地で交通機関の運行休止が発表されています,中国国内を移動する場合は,関連情報にご注意ください。
●引き続き最新情報を収集し,人混みを避け,マスクを着用したり,手洗いを行うなど,感染予防に努めてください。
●なお、外務省では湖北省全域の感染症危険レベルは3(渡航は止めてください。(渡航中止勧告)に引き上げられています,その他中国全土の感染症危険レベルは1(十分注意してください(継続))です、地方旅行等を計画中の方は、目的地の関連情報の入手に努めてください。

※当事務所へ新型コロナウイルス関連でお問い合わせの場合、緊急な場合は以下の電話番号(24時間対応)、それ以外は、当事務所ホームページ掲載のメールアドレス(ryojidl@dl.mofa.go.jp)までお願いします。

外務省海外安全ホームページ
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_009.html#ad-image-0

在瀋陽日本国総領事館
在大連領事事務所
遼寧省大連市西崗区中山路147号 森茂大厦3階
TEL:0411-8370-4077(執務時間以外は、400-820-1192)
HP: http://www.dalian.cn.emb-japan.go.jp/

2020年1月30日 20:00

Subject: 新型コロナウイルス(日本人留学生の皆様へ)
From: 在瀋陽日本国総領事館

●中国に留学中の日本人学生の皆様へ(文部科学省からのお知らせ)

瀋陽における日本人留学生から当館に対し,一時帰国の相談がありました。
中国に留学中の日本人学生の皆さんにおかれましては,相談や連絡を速やかに行うことができるよう,在籍大学に連絡先を登録するとともに,当館に在留届を提出するようお願いします。
以下に,文部科学省からのお知らせを掲載します。

中国に留学中の日本人学生の皆さんへ
現在、外務省安全ホームページにおいて、新型コロナウイルス感染症のため、中国湖北省全体が感染症危険情報レベル3「渡航は止めてください。(渡航中止勧告)」に、また、中国のその他の地域に対して感染症危険情報レベル1「十分注意してください」になっています。レベル1については、直ちに帰国を求めるレベルではありませんが、中国内の患者数は急激に増加している状況であり、湖北省以外でも今後の状況は予断を許さない状況です。
このため、文部科学省から、皆さんが在籍する各大学等に対し、湖北省以外の中国に留学している日本人学生の皆さんと速やかに連絡が取れる体制の構築に加え、在留届・たびレジへの登録の指示、定期的な安否確認、随時の所在の把握(留学先近辺にいるのか、中国の別の場所にいるのか等)に努めるとともに、留学中の学生の皆さんの不安解消のための必要なサポートについて対応いただくようお願いしています。
また、「海外留学支援制度」及び「トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム」の奨学金を支給する日本学生支援機構に対しても、大学等を通じて学生の皆さんから一時帰国等の相談があった場合は、留学計画の一時中断の手続き等をとるなど、奨学金支給について柔軟に対応するよう要請しています。
留学生の皆さんにおいては、外務省や在中国日本大使館からの連絡が確実に受けられるよう、在留届・たびレジに渡航情報を登録いただくとともに、外務省ホームページにおいて最新の情報を随時把握するようにお願いします。あわせて、各大学から皆さんへの連絡が迅速に行えるよう、また、何か不安なことや困ったことがあれば所属大学等にすぐに相談できるよう、在籍大学等への連絡先の登録や情報の報告を行うとともに、大学等との連絡を密にとっていただくよう、ご協力をお願いします。

(文部科学省関係ホームページご参照)https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/ryugaku/1405561_00001.htm
外務省海外安全ホームページ(PC版、スマートフォン版) 外務省海外安全ホームページ(モバイル版) 外務省ホームページ「海外へ渡航される皆様へ(在留届、たびレジ)」 トビタテ!留学JAPANホームページ
(問い合わせ)
在瀋陽日本国総領事館 領事担当
瀋陽市和平区十四緯路50号
TEL:024-2322-7490 FAX:024-2385-2430
HP:http://www.shenyang.cn.emb-japan.go.jp/index.htm
E-Mail:ryoji@ya.mofa.go.jp
○当館「新型コロナウイルスによる肺炎」特設ホームページ:
https://www.shenyang.cn.emb-japan.go.jp/itpr_ja/00_000211.html

咳、発熱の症状が出たら行くべき大連の病院リスト

  • 基本的に大連市内では伝染病に関する指定医療病院は大連市第六人民医院となります。新型肺炎の場合(確定患者)は大連市第六人民医院(甘井子区陸港桧柏路269号)で隔離治療となります。
  • 領事メールでは「大連市第六人民医院(甘井子区陸港桧柏路269号)」へ行くようにとなっています
  • 大連市からは発熱または呼吸器感染症の症状がある場合は発熱外来に行くようにという案内も出されています。インフルエンザか新型肺炎かそれ以外に切り分けられ、確定患者の場合は大連市第六人民医院へ転院搬送されるものと思われます。初めから大連市第六人民医院へ行くも有りです。大連市第六人民医院は市内から少し遠く大連駅からタクシーで約40分弱、約50元。

遼寧省 新型肺炎(新型コロナウィルス)の医療指定病院

1~9は省レベルの規模が大きい病院のため、通院患者も多く時間がかかるのが一般的です。

  1. 中国医科大学附属第一医院
  2. 中国医科大学附属盛京医院
  3. 中国医科大学附属第四医院
  4. 辽宁中医药大学附属医院
  5. 大连医科大学附属第一医院
  6. 大连医科大学附属第二医院
  7. 锦州医科大学附属第一医院
  8. 辽宁省人民医院
  9. 沈阳市第六人民医院(沈阳市传染病医院)
  10. 大连市第六人民医院
  11. 鞍山市传染病医院
  12. 抚顺市中心医院
  13. 抚顺市传染病医院
  14. 本溪市第六人民医院
  15. 丹东市传染病医院
  16. 锦州市传染病医院
  17. 营口市第三人民医院
  18. 阜新市中心医院
  19. 辽健集团阜新矿总医院
  20. 辽阳市中心医院
  21. 辽阳市第三人民医院
  22. 辽阳市结核病医院
  23. 铁岭市中心医院
  24. 铁岭市传染病医院
  25. 朝阳市中心医院
  26. 朝阳市第二医院
  27. 盘锦市中心医院
  28. 盘锦辽油宝石花医院
  29. 盘锦市传染病医院
  30. 葫芦岛市中心医院

発熱外来リスト

・市内のホテルからは大連大学付属中山医院(大连大学附属中山医院)[解放路6号]が一番近くて設備が整っていると思います。ここはかつて満鉄病院でもありました。

病院と大連日航ホテルの位置関係を示した地図

大連大学付属中山医院と大連日航ホテルの位置関係を示した地図

参考:亡くなられた方の病状

日本語へ機械翻訳した結果は以下の通り。機械翻訳ですので日本語が正確ではない箇所が多数あります。

2020年1月23日

中国の国民健康保険委員会から17名の病状に関する情報公開がありました。亡くなった方の平均年齢は73歳です。

1:曾XX、男性、61歳で、肝硬変、粘液腫などの病歴があります。2019年12月20日頃から発熱が始まり、咳、力がない。27日に武漢市普仁病院呼吸科に入院し、28日にICUに転入した。1月1日ECMOサポート、抗感染、抗ショック、是正酸中毒などの病気に対する治療をサポートします。1月9日20時47分患者の心拍数は突然0となり、ECMOの血の流速は0.2リットル/分に急降下しました。直ちに救助して、23時13分まで、心拍数は依然として0で、臨床の死亡を宣言します。

2:熊XX、男性、69歳、発熱、咳のために4日間、呼吸困難を伴いました。2日間武漢市赤十字病院を診察しました。1月4日に金銀潭病院に転入します。入院診断は急性呼吸狭窄症候群、呼吸不全、重症肺炎、昏睡状態、胸腔沈積液、主動脈アテローム性硬化と診断されました。患者の胸部のCTは示します:双肺の大きな塊はガラスの様子をつぶします。心電図:ST段が変わります。入院後は重症の治療、呼吸器補助呼吸、うつ伏せの通気治療、CRRT、抗感染、肝臓保護などの対症と治療をサポートします。病状は好転がなく、膿毒性ショック、微循環不全、凝血機能障害及び内環境の乱れがひどくなります。1月15日00:15患者の心拍数は0に下がり、ノルアドレナリン、ノルアドレナリン、垂体後葉素、ドーパミンなどの静脈にポンプで入って、ショック治療を受けました。

3:王XX、男、89歳で、高血圧、脳梗塞、脳軟化病歴があります。尿失禁のため2020年1月5日に同済病院泌尿器外科を受診し、1月8日に眠気、意識不明のため急診科に転入した。検査では肺感染(ウイルス性肺炎)、急性呼吸不全が示されています。1月8日に健康診断で患者は77 mmHgで、酸素欠乏の症状があることが分かりました。肺部のCTは双肺のぶちの切れの影を呈して、双側の少量の胸腔の積液、胸膜は癒着します。血の常規は白血球の総数を示して性を行って高くなって、リンパ細胞の数は低いです。1月9日に発熱外来に転入し、病室の応急治療を行い、治療をサポートする。1月13日に呼吸器を予して正圧通気を助けます。1月14日に昏睡が現れ、呼吸器の補助通気下で、酸素飽和が50%-85%の間に変動します。1月15日に感染科病棟に入る。1月18日10時30分に転院前Bp 140/78 mmHgで、呼吸器補助通気下SPO 2 85%がない。搬送途中、患者は呼吸が止まり、2時間の救出が続けられましたが、治療は2020年1月18日13時37分に臨床死を宣告しました。

4:患者の陳X、男性、89歳、高血圧、糖尿病、冠状動脈性硬化症、頻発性室性の早期格闘があり、冠脈ステントを移植した後。患者は2020年1月13日に発病して、診察を受ける4時間前に明らかな原因の喘息がなくて、自ら呼吸困難を感知して、発熱がありません。1月18日にひどい呼吸困難のため武漢協和病院緊急治療科に行きます。患者は高齢で、病原学は肺炎の衣服の元の体の陽性を検査して、甲乙の流れがなくて、新型の冠状ウイルスの陽性、肺部CT:ウィルス性肺炎の典型的な変化。2020年1月19日23時39分に病状が悪化し、救急が効かず死亡しました。

5:李XX、男性、66歳で、ゆっくりと肺、高血圧病、2型糖尿病、慢性腎機能不全があり、2007年に大動脈人工大動脈置換術に上がり、2017年には腹大動脈ステント挿入術、胆嚢切除術、多臓器機能障害があります。患者は途切れることなく咳、頭痛、だるさに伴う発熱6日間で2020年1月16日に武鋼総病院に入院した。1月16日胸部CTは双側肺炎、左上肺繊維化かまど、左上肺小結節影を表示します。1月17日に呼吸困難が発生し、血気分析は1型呼吸不全を提示し、マスクに酸素吸入、抗感染、抗ウイルス、痰などの対症処理を与える。1月20日10時10分、患者は突然脈酸素が40%まで下がることを指して、すでに呼吸器の補助の通気治療を与えていないで、再度家族の患者に重度の呼吸不全を告知して、再度気管支の挿管を行うかどうかを尋ねて、気管支の挿管を拒絶します。1月20日10時35分病状の悪化による応急手当が無効となりました。

6:王XX、男性、75歳、発熱に伴う咳、痰の5日間、嘔吐の2日間は2020年1月11日17時19分に武漢市第5病院に入ります。高血圧症と股関節置換術史があります。入院の体温は38.2℃で、スタミナ、咳、鼻づまり、頭がぼうっとして、頭痛があります。胸部CTは二肺間質感染を提示する。 入院後に危篤状態になり、酸素吸入、抗感染、抗ウイルス、痰処理を行い、情状を酌量して熱を下げる。患者の病状は性を行って強めて、1月15日にICUに転入して、機械の通気を行います。1月20日に死亡を宣言します。

7:殷XX、女性、48歳、糖尿病があり、脳梗塞があります。2019年12月10日に発熱(38℃)、全身だるくて重い、咳が出てきました。痰が少なく、末端病院で感染治療を受けて2週間ほど改善が見られませんでした。12月27日に胸が詰まり、息が短くなり、活動後に明らかになりました。同済病院は通気を作りません。12月31日に金銀潭病院に転入し、鼻カテーテルに高流量の酸素吸入などの病気に対する治療措置を与えたが、低酸素状態はまだ明らかに好転しておらず、病状は依然として悪化傾向にある。2020年1月14日胸部CTにより、二重肺充満機化の変化が見られ、一部は引張性気管支の拡張に伴って、その中でも特に二重下肺で明らかになった。1月20日11時50分に気管支の挿管をして、鎮痛、鎮静治療を与えて、酸素飽和度と血圧が持続的に下がり死亡した。

8:劉XX、男性、82歳、全身の寒さにおびえて痛くて、5日間2020年1月14日15時41分に武漢市の第五病院に入ります。心電保護、無侵襲補助呼吸、抗感染、抗ウイルス及び病気治療のサポートを与える。1月19日に吐き気が出て、左の体がだるくて、脳卒中を考えて、病状が進行して、呼吸不全が持続的に重くなります。1月21日00時30分に患者の突発心拍率が低下し、心音が聞こえなくなり、大動脈の脈動がなくなり、直ちに救助されました。家族は依然として気管支の機械通気を拒否して、持続的に応急手当を行いました。心拍数は終始回復せず、1時18分に臨床死を宣告しました。

9:羅XX、男性、66歳、2019年12月22日に咳の原因がなく、咳を主として、発熱がない。12月31日に胸が詰まり、息が短くなり、活動後は明らかに武漢市中心病院を受診した。入院後、鼻の高流量を酸素などに投与し、頑固性低酸素血症はなかなか治らない。1月12日10時、気管支挿入呼吸器の補助呼吸、鎮静状態、体温36.7℃、呼吸困難、積極的な抗菌治療を続けています。当日の患者の酸素結合の改善は明らかではなく、呼吸器の吸入酸素濃度は50%ぐらいまで下がりました。動脈の酸素分圧は80 mmHgです。患者の病歴が長く、免疫機能が非常に悪く、膿毒性ショックのリスクがあり、1月21日9時50分に死亡が確認されました。

10:張XX、男性、81歳、2020年1月18日発熱のため3日間武漢市第一病院に入ります。入院胸部CTによる二肺感染性病変は、ウイルス性肺炎、患者の腎機能及び肺部感染状況の悪化を考慮して、2020年1月22日午前に次第に意識不明になり、呼吸心拍血圧が持続的に低下して維持できなくなり、患者家族のサインが胸の外圧、気管切開などの救急措置を拒否し、患者は1月22日10時56分に呼吸動悸停止し、臨床死を宣言した。

11:張XX、女、82歳です。パーキンソン病歴五年で、美多芭を飲みます。2020年1月3日に発病し、「発熱、咳、無気力」で1月6日に湖北省中西医結合病院を受診し、「ウイルス性肺炎、呼吸不全」と診断した。1月20日に武漢市金銀潭病院に転入して、病状は性を行って強めて、1月22日に気管支の挿管の呼吸器は治療を支持して、呼吸不全は改善がなくて、2020年1月22日18時に応急手当の効果を通じて(通って)臨床の死亡を宣言します。

12:週XX、男性、65歳、2020年1月11日の気迫に伴うだるさが3日間、武漢市第一病院に3日間の収入を増やしました。入院時の患者は呼吸困難で、胸が詰まり、急性病の顔は重症肺炎、急性呼吸不全、肝機能障害と診断されました。1月21日19時に心拍数、血圧が下がり、瞳が光に反射しなくなり、直ちに気管挿入管、人工胸外圧、強心などの治療が行われ、19時54分までに自主心律が回復せず、臨床死を宣告しました。

13:胡XX、女性、80歳、2020年1月11日に発症します。熱、咳のため9日間、息が苦しくて、2020年1月18日に華潤武鋼総病院にチェックインしました。新型の冠状ウイルス核酸陽性のため、2020年1月20日に武漢市金銀潭病院に転入しました。高血圧の病歴があっても20年以上、糖尿病の歴史があります。パーキンソン病の歴史があります。入院した後に病気の危険を訴えて、重症の看護、感染を抵抗して、呼吸器の補助呼吸と病気に対して治療を支持します。しかし、患者の病状は好転しておらず、低酸素血症、意識不明が続き、機械呼吸器補助呼吸器は2020年1月22日16時に緊急措置を受けて無効となり、臨床死を宣告しました。

14:雷XX、男、53歳です。1月の初めに発熱してずっとコミュニティ病院で治療して、数日後に無効にして、発熱して、咳、胸が詰まって強めます。2020年1月13日に同済病院急診科を受診し、CTは双肺感染、呼吸不全を示した。1月18日に病気の危険を訴え、無傷呼吸器で治療をサポートし、2020年1月20日に武漢市金銀潭病院に転入して隔離治療を行った。入院は抗感染ショックを経て、呼吸器補助呼吸器は治療をサポートして、患者の病状は好転していないで、呼吸不全は引き続き強めて、1月21日4時過ぎに応急手当をして無効にして、臨床死亡を宣言します。

15:王XX、男性、86歳で、2020年1月9日に力がないので、一週間の診療で新華病院に入ります。発熱がなく、糖尿病高血圧と結腸癌の手術後4年間があります。入院後肺部CTでは、二肺多発磨ガラス影、酸欠が明らかで、食事困難、呼吸加速、昏睡などが見られます。家族は挿管を拒否し、鼻だけで酸素を吸って、2020年1月21日17時50分に心拍呼吸が停止し、臨床死を宣告しました。

16:袁XX、女、70歳です。2020年1月13日高熱のため武漢市第一病院に収入が持続します。入院する時は意識がぼんやりしていて、急性の病容、心音が弱くなり、二肺の呼吸音が粗くなり、映像学の結果、肺の感染が重いことが分かりました。重症肺炎を考慮し、重い呼吸不全がある。積極的に抗感染、酸素吸入などの対症治療を行いますが、呼吸不全は治りにくいです。患者は2020年1月21日に呼吸不全で死亡した。

17:ジェンXX、男性、84歳です。患者は発熱、咳、喘息のため、2020年1月9日17時4分に武漢市第5病院で治療を受けます。以前は慢性気管支炎、不安定型狭心症、冠動脈ステント術、高血圧症、消化管出血、腎機能不全、高脂血症、高尿酸血症、空洞性脳梗塞病歴がありました。患者は病状が重くなるため、高熱が続き、1月18日にICUに転入し、感染と病気に対する治療をサポートします。1月22日10時16分患者は呼吸が停止し、心拍数が徐々に遅くなり、10時52分に臨床死を宣告しました。

2020年1月25日

湖北省保健衛生委員会による武漢6名、宜昌1名の方の症状は以下の通り。36歳男性が亡くなっています。本名は公開されませんので伏せ字として「某」となっています。

1.趙某某、女性、85歳で、体位性低血圧症、甲状腺機能低下、全身性骨関節炎、株骨虚血性壊死などがあります。2019年11月26日、中断して心が慌てる1年間で、症状が重くなり、省漢方医院に入って治療する。2020年1月21日患者の病状がさらに悪化し、18時50分に救急が効かず死亡しました。

2.殷某某、女性、69歳、特殊な病歴がなく、2020年1月14日に「発熱咳筋肉痛」で武漢市協和病院に入院しました。後は新型の冠状ウイルスの陽性検査のため、2020年1月20日に武漢市の金銀潭病院に転入し、入院後に病気の危険を訴え、重症の看護、高流量の酸素吸入を与え、患者の病状は好転していない。2020年1月22日夜の呼吸不全が深刻化し、3時25分に救急の無効を宣言した。

3.李某、男性、36歳で、2020年1月9日に「発熱に伴うだるさ3日間」で入院しました。入院する時患者は高熱で、胸板をたたいて双肺感染を提示して、白血球は高く上がって、ウィルス性肺炎と診断します。酸素吸入、抗ウイルス、抗感染、痰、抗炎症治療を行います。1月23日12時20分、突然心拍数が遅くなり、心拍が止まり、血圧が下がります。13時45分に動悸が止まり、患者の家族に臨床死を宣告しました。

4.張某某、男性、73歳、2020年1月5日に「発熱咳、呼吸困難7日間」で協和西院の集中治療室に収容された。入院の主な診断は肺感染と呼吸不全です。1月16日に気管支のチューブが機械的に通気します。1月22日家族はサインして救助を放棄して、気管の挿管を抜き出して、呼吸器を停止します。1月22日18時23分に臨床死亡が発表されました。

5.邵某某、女性、70歳、2020年1月18日に発症しました。「発熱3日間」で武漢市優撫病院呼吸内科治療に入りました。肺感染、精神分裂症の診断入院。入院は酸素吸入、抗感染、痰のあえぎ、抗ウイルスなどの病気に対する治療をサポートします。1月22日11時に患者の病状が悪化します。1月23日午前0時25分に突然口げんかで流血し、意識喪失、0時45分の救急が無効となり、臨床死亡を宣言しました。

6.刘某某、男性、81歳です。冠状動脈症、高血圧、糖尿病、肺結核があります。2020年1月13日に熱が4日間続いて入院します。1月18日6時に患者が突発的に呼吸困難になり、緊急に酸素と心電の監視を続けます。1月21日患者は心拍数が低下し、酸素飽和度と血圧が測定できなくなりました。9時38分にウイルス性肺炎、多臓器機能不全、感染性ショック、肺部感染など多くの病気により、臨床死を宣告しました。

7.張某某、女性、65歳です。1月13日に自分で遠安県の漢方医の病院の内の3科に行って入院して診断します。1月15日に都心の病院に移送され、病院の血液科に入院しました。1月19日、日経市の専門家グループが診察した後、市三病院に転院して隔離治療を行います。1月23日、湖北省疾控中心ウイルス核酸検査の結果、陽性で新型の冠状ウイルスが肺炎に感染したと診断されました。1月23日18時に突然脈酸素が低下し、呼吸が急停止し、18時26分に臨床死を宣告しました。

合掌。

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